FAQ~よくある質問~ | FAQマスタ詳細表示
FAQ詳細情報
ID | 10810883 |
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FAQカテゴリ(大) | C-SPYデバッガ |
最終更新日 | 2015-12-23 |
質問内容
TN62015: デバッグ情報と最適化レベル「高」
回答内容
ターゲット: ARM
コンポーネント デバッガ
公開 2010/11/18 14:42
概要
このテクニカルノートは 、最適化レベルが「高」の時、C-SPY のどの情報が信頼できるか(そして信頼できないか) を説明します。
背景
IAR C /C++ コンパイラは、小さいコードを作成しようとする部分と速いコードを作成しようとする部分により構成されます。これらの部分が有効になると、デバッグ情報の信頼度が下がって来ます。
信頼できる情報は...
... ターゲットシステムから収集した情報を表示するC-SPY ウィンドウから得られます。たとえば次のウィンドウ、
* [逆アセンブリ] ウィンドウ
* [メモリ ]ウィンドウ
* [レジスタ] ウィンドウ
* [スタック] ウィンドウ
* [コールスタック] ウィンドウ
(ほとんどの場合) 信頼できる情報
これらのウィンドウはほとんどの場合信頼性できますが、書き込みが最適化のため移動しているかもしれません。つまり、値の書き込みがまだ行われていない可能性があります。これは、たとえば次のウィンドウに適用されます。
* [静的変数]ウィンドウ
* [シンボルメモリ] ウィンドウ
* [シンボル] ウィンドウ
信頼性の低い情報
デバッグ情報に基づくC-SPY ウィンドウの情報は信用できません。たとえば次のウィンドウ、
* [ウォッチ] ウインドウ
* [ローカル] ウィンドウ
* [自動] ウィンドウ
* [ライブウォッチ] ウインドウ
* [クイックウォッチ] ウインドウ
追加の情報
詳細は、ヘルプメニュー > C-SPY デバッグガイド、「最適化の影響」の章、
ヘルプメニュー > C/C++ 開発ガイド「最適化レベル」の章をご参照ください。
全ての製品の名前は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。
参考資料URL
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http://supp.iar.com/Support/?note=62015
英文Technical Note