重要な情報
ファームウェアの更新には、XDS200 プローブが必要
EWARM 7.60.2 で TI エミュパックをインストールしている場合は、お使いの XDS200 プローブが最新のファームウェア(v1.0.0.8).を持っていることを確認してください。.
ファームウェアの更新ツールがお使いの TI エミュパックのインストールに見つかりましたC:\ti\ccs_base\common\uscif\xds2xx
TI XDSデバッガプローブのUSBドライバのインストール
ARM用Embedded Workbench(EWARM)をインストールする際に、TI USBドライバをインストールすることができます。
ただし、ドライバを手動でインストールしなければならない場合は、次の手順に従います:
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TI XDS100/110/200エミュレータを使用する場合、このEWARMのリリースに同梱されたTIエミュパックのバージョンを推奨ディレクトリ
C:\ti
にインストールする必要があります。
TIエミュパックのインストーラは、EWARMのインストールのarm\drivers\ti-xds
ディレクトリにあります。
注:TIエミュパックをインストールするには、コンピュータ上でフル管理者権限を持っている必要があります。そのためには、インストーラを起動する際に管理者として実行してください。
以下のUSBドライバがTIエミュパックのインストールに含まれており、インストール手順の一部としてシステムにインストールされます:
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TI XDS110の場合、USBドライバは
C:\ti\ccs_base\emulation\windows\xds110_drivers
ディレクトリにあります。 -
TI XDS100の場合、USBドライバは
C:\ti\ccs_base\emulation\windows\xds100_drivers
ディレクトリにあります。 -
TI XDS200の場合、USBドライバは
C:\ti\ccs_base\emulation\windows\xds2xx_drivers
ディレクトリにあります。
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TI XDS110の場合、USBドライバは
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一部のTI XDS110ボードでは、USBディレクトリを明示的にEWARMインストールの
arm\drivers\StellarisICDI
ディレクトリにインストールする必要があります。USBドライバは、EWARMのインストール時にもインストールが可能です。
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TI XDS100/110/200エミュレータを使用する場合、このEWARMのリリースに同梱されたTIエミュパックのバージョンを推奨ディレクトリ
TI XDS100エミュレータ用のC-SPYドライバは現在、次のTIデバイスファミリをサポートしています:AM1xx、AM3xx、AM43xx CC13xx、CC2538、CC26xx、CC32xx、F28M3x、LM3S、LM4F、OMAPL138、RM48L、TMS470M、TMS570。
新機能
SWO では TI XDS110 をサポート
IAR C-SPY デバッガは現在、TI XDS110 デバッグ プローブからの SWO トレースデータをサポートしています。
既知の問題
ARM9、Cortex-A、Cortex-Rコアを持つXDS100の場合、USRモードレジスタ
R8_USR
~R14_USR
は正しい値を持つとは限りません。このため、スタック使用率の関数で間違ったワーニングが報告されることがあります。スタックチェック関数を無効にするには、[ツール]>[オプション]ダイアログを開いて[スタック]カテゴリのすべてのオプションを選択解除します。XDS100デバッガドライバを使用中、フラッシュダウンロードの後にセミホスティング (ターミナル I/O) が正しく機能しません。回避方法は、デバッガを停止してからダウンロードせずにデバッグを開始します。
XDS100デバッガドライバで
FIQ
レジスタグループを読み込む際、間違った値が記録されます。実際の動作は、現在のCPUモードによって異なります。これによって、スタックチェックで間違ったワーニングがログウィンドウに出力されます。回避方法は、スタックチェックをメニュー[ツール]->[オプション]->[スタック]でオフにし、すべてのスタックオプションを無効にします。
[EW22839]
プログラム修正
-
EWARM 7.50.2
SWO 自動速度選択が正常に動作しませんでした。
[EW25801]
ユーザガイドの訂正
- なし
その他
- なし
リリース履歴
V7.10 2014-02-21
プログラム修正- なし
- なし
V6.70 2013-10-29
プログラム修正- なし
- なし
V6.60 2013-06-27
プログラム修正- なし
Texas Instruments XDS200のサポート
Texas Instruments XDS200デバッグプローブのサポートが追加されました。
V6.50 2012-11-10
プログラム修正- なし
デバッガドライバTI XDS100で、PCに接続された複数のプローブが処理可能になりました。
V6.40 2012-06-05
プログラム修正-
EWARM 6.40.2:
[プロジェクト]>[オプション...]>[TI XDS100]>[設定]>[TIエミュレーションパッケージのインストールパス]のデフォルト値が正しく処理されるようになりました。
[EW23158] -
EWARM 6.40.2:
TI XDS100でのデバッガドライバの問題が修正されました。
- なし
V6.30 2011-10-22
プログラム修正- なし
- なし
V6.21 2011-07-05
プログラム修正- なし
Texas Instruments XDS100v2のサポート
Texas InstrumentsのデバッグプローブXDS100v2が、TI TMS570デバイス対応になりました。XDS100v2を使用するには、[デバッガ]>[設定オプション]ページの[ドライバ]ドロップダウンリストで[TI XDS100]を選択してください。XDS100v2デバッグドライバには、Texas Instrumentsのエミュレータパッケージをインストールする必要があります。エミュレータパッケージをインストールするには、...\arm\drivers\ti-xds\ti_emupack_setup.exe
を開始してインスト���ルの手順に従います。エミュレータパッケージは推奨されたデフォルトの場所にインストールしてください。これによって、デバッガがエミュレータパッケージを自動的に見つけることができます。何らかの理由でパッケージがカスタムの場所にインストールされる場合、オプション--xds_rootdir=path
を[デバッガ]>[その他のオプション]のオプションページで指定する必要があります。