重要な情報
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サポートされているMacraigorのJTAGインタフェースは、mpDemon(イーサネット経由)、usbDemon、usb2Demon、usb2Spriteです。
- パラレルポートを使用するWigglerとRavenの各インタフェースは、現在はサポートされていません。
- usb2Spriteを使用するには、プロジェクト設定でusb2Demonをデバイスとして選択します。
新機能
- なし。
既知の問題
-
パラレルポートを使用するWigglerおよびRavenインタフェースの場合、デバッグセッションを開始すると、"Unable to load device driver"というエラーメッセージが表示されます。深刻なエラーではなく、[OK]をクリックしてデバッグを続行できます。
[EW19352] -
MMU (ARM920Tなど)を持つARM9コアには、IAR C-SPYデバッガによる特殊な処理が必要です。仮想アドレス空間にアクセスするには、Macraigorで定義されたとおりの実装に、RAM内のワークスペースとして小さいメモリバッファが必要です。
C-SPYドライバは、スタックポインタの下にある64バイトのRAMを使用することで、使用可能なRAMを識別しようとします。これは、ターゲットアプリケーションが停止したときにのみ実行されます。アルゴリズムは強固ではないため、失敗する場合もあります。失敗したときの一般的なエラーメッセージは、"Target Error: Register Buffer Error"です。
例:--mac_set_temp_reg_buffer=0x400FFC0
これは、物理アドレス0x400ffc0
で始まる64バイトのメモリを、JTAGインタフェースドライバによる内部のスクラッチ領域として使用します。
RAMを検出するアルゴリズムが失敗した場合、--mac_set_temp_reg_buffer
オプションを使用すれば、物理アドレスを手動で提供できます。
プログラム修正
- なし。
ユーザガイドの訂正
- なし。
その他
- なし。
リリース履歴
V6.21 2011-07-05
プログラム修正- なし。
- なし。
V6.20 2011-04-29
プログラム修正- なし。
- なし。
V6.10 2010-11-04
プログラム修正- なし。
- なし。
V5.50 2010-04-21
プログラム修正-
Macraigor WigglerデバッガがSharp LH79524と併用できるようになりました。
[EW19382]
- なし。
V5.41 2009-12-14
プログラム修正- なし。
- なし。
V5.40 2009-07-10
プログラム修正- なし。
- なし。
V5.30 2009-01-23
プログラム修正- なし。
- なし。
V5.20 2008-06-24
プログラム修正-
Cortex-Mで、ハードウェアブレークポイントが消去されるときに削除されませんでした。これは、ブレークポイントが1つだけ設定されたときに発生していました。
[EW20251] -
[逆アセンブリ]ウィンドウが、割込みベクタを0x00-0x20で表示中にVICAddressレジスタなど (0xFFFFFF00 - 0xFFFFFFFF )へのアクセスを作成していました。これによって、IRQがトリガされなくなっていました。
[EW20160]
- なし。
V5.11 2007-11-28
プログラム修正-
非常に小さいアプリケーションをダウンロードすると、クラッシュすることがありました。
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複数のターゲットオプションを持つJTAGスキャンチェーンが正しく機能しませんでした。
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実行中プログラムにアタッチするオプションを使用していて、スタックプラグインが有効な場合に、デバッグセッションを終了するとデバッガがクラッシュしました。
[EW19229]
- ARM11およびCortex-M3のサポートが追加されました。
V5.10 2007-07-02
プログラム修正-
CPU ARM7TDMI-Sを使用すると、実行を開始するときに"Invalid Register Code"というエラーメッセージが出力されました。
[EW19160]
- データブレークポイント。詳しくは、EWARMデバッグガイドのパート6:C-SPY ハードウェアデバッガシステムを参照してください。