ARM IAR Embedded Workbench製品パッケージバージョン7.50.2のリリースノート

重要な情報



新機能



既知の問題



プログラム修正



ユーザガイドの訂正



その他



リリース履歴



V7.40 2015-02-19

プログラム修正 新機能

V7.30 2014-09-24

プログラム修正 新機能

V7.20 2014-05-19

プログラム修正 新機能

V7.10 2014-02-21

プログラム修正 新機能

V6.70 2013-10-29

プログラム修正 新機能
  • サンプル・オンデマンド
    IAR Embedded Workbenchのダウンロードおよびインストールの速度を高めるために、製品のインストール内容にサンプルプロジェクトが含まれなくなりました。サンプルプロジェクトは、IAR Embedded Workbenchのインフォメーションセンタのサンプルページを使用してチップメーカからダウンロードすることができます。インターネットを利用できない場合は、インストール用DVDからもサンプルを入手できます。

  • Freescale Processor Expertとの統合を改善
    プロジェクトの内容をProcessor ExpertからIAR Embedded Workbenchにシームレスに渡すためのProject Connectionメカニズムが拡張され、デバイス名やリンカ設定ファイル、完全なパス情報も転送されるようになりました。

  • #pragma default_variable_attributesと#pragma default_function_attributes
    新しい2つのプラグマディレクティブが、変数/関数の宣言と定義用にデフォルトの配置および属性に追加されました。つまり、1つの#pragmaを使用して、複数の宣言や定義をオーバライドできることになります。

V6.60 2013-06-27

プログラム修正
  • エディタで、プリプロセッサ情報向けにさまざまなカラーやフォントが使用できるようになりました。
    [EW23316]

  • すべてのFreescale Kinetisデバイス固有IRQの値は、SVDファイルの16により誤ってオフセットされました。
    [EW23788,EW23982]

  • プロジェクトファイル(およびその依存関係)のタイムスタンプを余りに頻繁にモニタリングしている[ワークスペース]によって引き起こされる、CPUの高負荷の問題は改善されました。
    [EW23817]

  • 外部の修正済みプロジェクトファイル(.ewp)のリロードで、デバッガは異常終了しなくなりました。
    [EW23824]

  • iostm32f051x8.hにあるGPIOx_BRRに関するビットフィールドは間違いでした。
    [EW23953]

  • Atmel SAM3x2、SAM3x4、およびSAM3x8デバイスのフラッシュローダブロックサイズパラメータは間違いでした。
    [EW23954]

  • ST SPEAr320用ヘッダとデバッガ記述ファイル内のEMI および RASレジスタセットのエラーは修正されました。
    [EW23963]

  • 例えば、ファイルパス内の引数変数$DATE$ および $USER_NAME$使用すると、[標準の複数ツールで出力ファイル名の作成に失敗しました]エラーを招くことがありました。
    [EW23983]

  • 上述の重要な情報を参照してください。
    [EW23993]

  • 最後の空白はリンカ出力ファイルの名前からトリミングされないことがあるため、拡張子".out"が".out "とは異なるものとして認識されたとき、問題が発生することがありました。
    [EW24009]

  • EWARM 6.60.2:
    SDRAMではなく内部RAMを使用するように、Atmel ATSAM9XE512フラッシュローダを変更しました。
    [EW23782]

  • EWARM 6.60.2:
    一部のFreescale Vybridサンプルが、ユーザの移動先ディレクトリに正しくコピーされませんでした。
    [EW24041]

  • EWARM 6.60.2:
    ライブラリをリビルドするための日本語版テンプレートプロジェクトが追加されました。
    [EW24043]

  • EWARM 6.60.2:
    Fujitsu MB9A130フラッシュローダの問題を修正しました。
    [EW24062]

  • EWARM 6.60.2:
    Fujitsu MB9AF31xK Dual Timerのサンプルが、ユーザの移動先ディレクトリに正しくコピーされませんでした。
    [EW24064]

  • EWARM 6.60.2:
    一部のTI TMS570周辺レジスタのベースアドレスに誤りがありました。
    [EW24065]

  • EWARM 6.60.2:
    Atmel SAM4L4Cのフラッシュ値が間違って64 KBに設定されていました。正しい値は256 KBです。
    [EW24077]

  • EWARM 6.60.2:
    ファイル内で検索/置換によって、utf-8でエンコードされた文字を含むファイルで該当するものが見つからないことがありました。
    [EW24078]

  • EWARM 6.60.2:
    Renesas R-IN32M3サンプルにデバッガマクロファイルがありませんでした。
    [EW24101]

  • EWARM 6.60.2:
    実際のファイルとディレクトリの大文字小文字の組合せに一致しないインクルードパスが、ソースブラウザで無視されていました。
    [EW24115]

  • EWARM 6.60.2:
    場合によっては、IarBuild.exeが環境変数に基づいて引数変数を展開できないことがありました。
    [EW24169]

新機能
  • IAR I-scope電力測定プローブに対するサポート
    I-scopeは、高精度の電流および電圧測定機能をI-jetに付加する小型プローブです。測定機能はすべてのARMコアでサポートされています。Cortex-M3/M4コアはさらに、コード相関性に測定値を提供します。

  • Texas Instruments XDS200のサポート
    Texas Instruments XDS200デバッグプローブのサポートが追加されました。

  • 外部アナライザ
    プロジェクトファイルの外部アナライザを呼び出すためのフレキシブルなメカニズムです。これは通常、PC-lintのような静的な分析ツールへインタフェースをとるために使用されます。

  • 実行専用コードメモリシステム用コード生成
    コンパイラは、コードメモリへのデータアクセスを生成しないように構成できるようになりました。これは、セキュリティ上の理由でコードメモリ内のデータアクセスを禁止するシステムに有用です。

V6.50 2012-11-10

プログラム修正
  • IAR Embedded Workbenchの6.21またはそれ以前のバージョンから6.30以降のバージョンにアップデートする際に発生していたライセンスに関連する問題が、ARM用IAR Embedded Workbenchでライセンス管理システム(LMS2)を導入してから問題ではなくなりました。
    [EW22831]

  • Freescale TWR-LCD-RGBボードのサンプルは、ボードのレビジョンによるピクセルクロックの違いを考慮していませんでした。
    [EW23546]

  • ICU DLLが、ARM用IAR Embedded Workbenchのインストールに含まれるようになりました。
    [EW23563]

  • EWARM 6.50.2:
    旧バージョンのIAR Embedded Workbenchでは、IDEがフォアグラウンドプロセスでない場合、ソースブラウザとビルドステータスが更新されませんでした。この動作は[ツール]>[オプション...]>[プロジェクト]ダイアログボックスのオプションによって制御されるようになりました。
    [EW23609]

  • EWARM 6.50.2:
    --プリインクルードディレクティブが使用されたとき、ソースブラウザは不完全な情報を生成しました。これは修正されました。
    [EW23611]

  • EWARM 6.50.2/6.50.3:
    ST STM32L152xC用デバイス記述ファイルはFSMCコントローラを誤って設定しました。
    [EW23640,EW23699]

  • EWARM 6.50.3:
    エディタの[オープンインクルードファイル]コマンドは、ビルドから除外されたインクルードファイルに対して正しく機能しませんでした。これは修正されました。
    [EW23233]

  • EWARM 6.50.3:
    Freescale K70の例で、VFPが正しく有効化されませんでした。
    [EW23561]

  • EWARM 6.50.3:
    TMS570LSデバイスファミリに対してBE32エンディアンモードのみ選択できるようになりました。
    [EW23589]

  • EWARM 6.50.3:
    [ファイルから検索]ウィンドウ内の正規表現の検索によって改行を含む結果が得られた場合、最初の行のみ表示されました。
    [EW23647]

  • EWARM 6.50.3:
    [定義に移動] および [宣言に移動]コマンドは、コマンドまたは非アクティブなソースコード内に存在する名前を発見しませんでした。これは修正されました。
    [EW23668, EW23719]

  • EWARM 6.50.3:
    EnergyMicroデバイス記述ファイルに0x0FE08000のメモリ領域がありませんでした。
    [EW23686]

  • EWARM 6.50.3:
    未定義の環境変数がインクルードパスの一部になっている場合でも、ソースブラウザはワーニングを繰り返し発生しなくなりました。
    [EW23687]

  • EWARM 6.50.3:
    Freescale Kinetis CDCデバイスサンプルがUSBマウスサンプルとして誤って参照されました。
    [EW23691]

  • EWARM 6.50.3:
    [プロジェクト]>[プロジェクト接続]コマンドにより、インクルードパスが[プロジェクト]>[オプション]>[C/C++ コンパイラ]>[プルプロセッサ]オプションページ上の[追加インクルードディレクトリ]フィールドに追加されて、そのパスに$PROJ_DIR$のような環境変数が含まれていた場合、それらは拡張されて、パスはその方法で保存されました。パスは変換されない状態で保存されるようになりました。
    [EW23698]

  • EWARM 6.50.3:
    多くのインクルードファイルおよび多くの#defineステートメントもしくはそのいずれかを持つプロジェクトは、ソースブラウザを遅く作成することがありました。これは修正されました。
    [EW23710]

  • EWARM 6.50.3:
    STM32F205用デバイスファイルはOTG_FSレジスタを含んでいませんでした。
    [EW23724]

  • EWARM 6.50.3:
    CLKSEL_TIMER2_CLK および CLKSEL_TIMER3_CLKのアドレス値はTI AM335xのデバイスファイルで修正されました。
    [EW23729]

  • EWARM 6.50.3:
    STM32F4xxのプロジェクトサンプルは、プロジェクトオプションにおいてCPUクロック周波数を168 MHzではなく150 MHzに誤って指定しました。これによりSWOトレース問題が発生しました。
    [EW23735]

  • EWARM 6.50.3:
    プリプロセッサダイレクティブの直後、自動インデントは行のインデントに失敗することがありました。
    [EW23740]

  • EWARM 6.50.3:
    ソースブロックに適用された[自動インデント]コマンドを元に戻すには、ブロックの各行でアンドゥが必要でした。1個の[アンドゥ]コマンドでブロック全体を元に戻すことができるようになりました。
    [EW23742]

  • EWARM 6.50.3:
    1つの機能がstaticキーワードを用いて定義され、それなしで宣言されている場合、あるいはその逆の場合、 この機能に対する[定義に移動]コマンドは失敗しました。
    [EW23756]

  • EWARM 6.50.3:
    ..\\..パターンを含むプロセスパスによる問題のため、一部のインクルードファイルは[ワークスペース]ウィンドウに2回表示されることがあります。
    [EW23775]

  • EWARM 6.50.3:
    Freescale MAC7100デバイスに対するフラッシュローダ設定は間違っていました。
    [EW23779]

  • EWARM 6.50.3:
    Toshiba TMPM380FDFG ���よび TMPM384FDFGに対して間違ったフラッシュローダが選択されました。
    [EW23781]

  • EWARM 6.50.4:
    一部の状況では、ソースファイルを変更せずに行で数回[プロジェクト]>[メイク]をリトライした場合、IAR Embedded Workbenchは不正に停止して、ビルドエラーを報告する場合があります。これはもちろん正しくありません。報告されなくてもエラーはそこにまだ存在し、そのように報告されているにもかかわらず、ビルドは成功しません。
    [EW23826]

  • EWARM 6.50.5:
    Infineon XMC45xx P14_PDISC/P15_PDISCレジスタは、デバッガ記述ファイルで読み取り専用として間違って宣言されました。これは修正されました。
    [EW23803]

  • EWARM 6.50.5:
    MQX向けのRTOS認識プラグインは修正されたため、複数のフラッシュローダと組み合わせて機能するようになりました。
    [EW23808]

  • EWARM 6.50.5:
    Freescale Kinetis Lフラッシュローダはフラッシュオプションバイトの部分をプログラムするのに失敗しました。これは修正されました。
    [EW23814]

  • EWARM 6.50.5:
    デフォルトのリンカコントロールファイルがEnergy Microデバイスに対して選択されるようになりました。
    [EW23839]

  • EWARM 6.50.5:
    [逆アセンブリ]ウィンドウ内のブレークポイントで停止するとき、現在の位置(緑)矢印が目視できるようになりました。
    [EW23852]

  • EWARM 6.50.5:
    [ターミナルI/O]ウィンドウへの16,000文字以上プリントすると、誤った出力が生成されました。これは修正されました。
    [EW23874]

  • EWARM 6.50.6:
    定義に移動は、extern 'C' リンケージによって定義された場合、.cppファイルで定義された機能の検索に失敗しました。これは修正されました。
    [EW23809]

  • EWARM 6.50.6:
    IAR License Managerは日本語のフォルダ名でパスを正しく処理できるようになりました。
    [EW23854]

  • EWARM 6.50.6:
    リンカコントロールファイルエディタはCortex-MデバイスとしてToshiba TMPM061を認識しませんでした。
    [EW23936]

  • IAR Embedded Workbench IDE - 修正された問題

新機能

バージョン6.50.6

  • IAR I-scope電力測定プローブに対するサポート
    I-scopeは、電流および電圧測定機能をI-jetに付加する小型プローブです。

バージョン6.50.5

  • CMSIS 3.20
    ランタイムシステムおよびDSPソフトウェアライブラリ

バージョン6.50.3

  • ARM CMSIS-DAPに対するサポート
    デバッガは、USB経由でARM CMSIS-DAPインタフェースを使用できる開発ボードをサポートするようになりました。

バージョン6.50.2

  • MTB(Micro Trace Buffer)用サポート
    MTBトレースメカニズムによって、Cortex-M0+ coreに基づいたデバイスでの命令トレースへアクセスできます。

  • uC/Probe統合の改善
    新しいデバッガプラグインにより、TCP/IP経由でuC/ProbeをC-SPYへ接続して、IAR Embedded Workbenchでデバッグしながら、MicriumのグラフィカルツールuC/Probeを使用することが可能になります。

バージョン6.50.1

  • 速度の最適化
    業界をリードするARM用IAR Embedded Workbench 6.40と比較して、Coremarkパフォーマンスが最大13%向上しました。

  • JTAGjet-Traceサポート
    ETBおよびETMを含む、IARシステムズのJTAGjet-Traceデバッグプローブに関するフルサポート。

  • プロジェクト接続
    外部のコード生成ツールにより生成されたファイルやファイルパッケージがインポート可能で、IAR Embedded Workbenchは生成されたファイルセットの変更を自動的に検出します。これによって、Freescale Processor Expertや他のデバイス設定ツールとの統合が自動化されます。

  • ソースブラウザがグラフ表示をコール
    機能階層を簡単に移動できるよう、ソースブラウザが呼出しグラフを表示できるようになりました。

  • マルチコアSWDサポート
    IAR Embedded Workbenchの2つのインスタンスがそれぞれ、SWDとJTAG経由で複数コアデバイスの コアに1つずつアクセス可能になりました。

  • 新しいライセンスマネジメントシステム(LMS2)
    このリリースで使用されている新しいLMSでは、コミュータライセンスやライセンスの自動有効化、仮想サーバのサポートといった新機能を導入しました。管理が容易で、1つのインストーラというコンセプトにより、ライセンスのアップグレードを通して、特定の製品についてIAR Embedded Workbenchのあらゆる派生品同士での移行が簡単に可能です。

  • エディタでコードブロックの展開/折りたたみが切替え可能になりました。

  • ソースブラウザのパフォーマンスを向上。

V6.40 2012-06-05

プログラム修正
  • エディタで5桁を超える行番号の一部が、行番号の列の外側に表示されていました。これは修正されました。
    [EW21642]

  • エディタウィンドウで、行の最初で始まらなかったり、末尾で終わらない複数ページからなる選択内容を印刷すると、選択した内容すべての印刷に失敗することがありました。これは修正されました。
    [EW21961]

  • コンパイラのライセンスが確認できない場合、ソースブラウザによってIDEが応答しなくなることがありました。これはもう発生しなくなりました。
    [EW22350、EW22499]

  • コンテキストメニューのコマンド、[定義に移動]が、ヘッダファイルに関数が定義されている場合に機能しないことがありました。これは修正されました。
    [EW22518、EW22612]

  • 次のようにマクロ定義内に左シフト演算子がある場合:
    #define RUN_LED 1<<10
    こうした定義の後に続く多くの関数が、エディタの[関数に移動]ウィンドウから省略されることがありました。これは修正されました。
    [EW22809]

  • 次の構造の場合:

    #define INCLUDE 
    #include INCLUDE
    int main(void)
    { 
      ......
    
    ソースブラウザがmainの定義を見逃すことがありました。これはもう発生しなくなりました。
    [EW22948]

  • 失敗したビルド後のステップが、ステータスバーに表示されるエラー数に含まれていませんでした。これは修正されました。
    [EW23110]

  • エディタのフォントを"Terminal"に設定すると、代わりに"Courier"が使用されていました。これは修正されました。
    [EW23156]

  • EWARM 6.40.2:
    リロードされたエディタファイルが間違って先頭までスクロールされていました。現在は希望の位置で開くようになりました。
    [EW23252, EW23280]

  • EWARM 6.40.2:
    エディタが、//! または ///(Doxygenやjavadocコメントなど)のような特殊なコメントを識別しなくなりました。//に続くすべてのものが、現在は通常のC++ コメントとして処理されます。
    [EW23264, EW23275]

  • EWARM 6.40.2:
    検索/置換の操作で、置換のたびに音が鳴っていました。ドキュメントが読取り専用の場合のみ、置換の際にビープ音が鳴るようにしました。[EW23265]

  • EWARM 6.40.2:
    背景が暗い色のときは入力位置のポインタが白になり、それ以外は黒になるようにしました。
    [EW23277, EW23291]

  • EWARM 6.40.2:
    [コードカバレッジ]ウィンドウでリーフをダブルクリックすると、エディタウィンドウにパスがないために、IDEがクラッシュすることがありました。これは修正されました。[EW23283]

  • EWARM 6.40.2:
    低速のネットワークドライブにあるファイルを操作するときに、エディタが遅くなることがありました。ファイルモニタの動作を変更(外部で行われたファイル変更の検出など)することで速度を改善しました。
    [EW23284]

  • EWARM 6.40.2:
    ラテン系言語以外のキーボード(キリル文字など)からの入力が機能していませんでした。これは修正されました。
    [EW23323]

  • EWARM 6.40.2:
    Freescale MK61FN1M0xxx12のフラッシュローダが機能しませんでした。
    [EW23326, EW23203]

  • EWARM 6.40.3:
    [プロジェクト]>[オプション...]>[一般オプション]>[出力]>[実行可能ファイル/ライブラリ]で最後に空白があると、IAR Embedded Workbenchが異常終了していました。これはもう発生しなくなりました。
    [EW23084]

  • EWARM 6.40.3:
    エディタの横方向のスクロールバーで、非常に長い行の一部が表示されませんでした。これは修正されました。
    [EW23333]

  • EWARM 6.40.3:
    同じ識別子を使用してtypedefstructを定義すると、ソースブラウザが動かなくなっていました。これは修正されました。
    [EW23367]

  • EWARM 6.40.3:
    Freescaleのヘッダファイル iomcimx535.hに間違ったIPUの定義がありました。
    [EW23384]

  • EWARM 6.40.3:
    デバッガのレジスタビューで、ST STM32F407のTIM3とTIM4にレジスタCCR3とCCR4がありませんでした。
    [EW23402]

  • EWARM 6.40.3:
    テキストエディタで、読取り専用として開いたファイルが正しく再ロードされるようになりました。
    [EW23408]

  • EWARM 6.40.3:
    TI AM335xのヘッダファイルおよびデバッガのデバイス設定ファイルで、レジスタCPSW_P2_MAX_BLKSの定義が修正されました。
    [EW23456]

  • EWARM 6.40.4:
    LPC11xxのサンプルプロジェクトのLpc11xx.hにすべての*_LOCレジスタがそろいました。
    [EW23395]

  • EWARM 6.40.4:
    日本語版のIAR Embedded Workbenchの[プロジェクト]>[ファイルリストのインポート...]ダイアログボックスで、デフォルトで*.ewpファイルが表示されませんでした。これは修正されました。
    [EW23453]

  • EWARM 6.40.4:
    ST STM32Lxxxのデバイスファイルに、ビットフィールド定義のRCC_CSR.LSECSSONとRCC_CSR.LSECSSDがありませんでした。
    [EW23469]

  • EWARM 6.40.4:
    アセンブラファイルで、文字列やC/C++形式のコ��ントに色がついていませんでした。これは修正されました。
    [EW23508]

  • EWARM 6.40.5:
    Freescale i.MX25のメモリマップに領域0x60000000-0x6FFFFFFFがありませんでした。
    [EW23498]

  • EWARM 6.40.5:
    次のブックマーク/前のブックマークのコマンドが、ドキュメントの先頭と最後でラップするようになりました。
    [EW23499, EW23510]

  • EWARM 6.40.5:
    ST STM32ヘッダファイルにACRレジスタの定義がありませんでした。
    [EW23507]

  • EWARM 6.40.5:
    Toshiba TMPM061FWFGのデフォルトのリンカ設定ファイルに間違ったメタ情報がありました。
    [EW23527]

  • IAR Embedded Workbench IDE - 修正された問題

新機能
  • なし

V6.30 2011-10-22

プログラム修正
  • ソースブラウザがメモリを返さずに消費することがなくなりました。
    [EW22527]

  • --c++を使用しないときに、C++オプションが使用されなくなりました。
    [EW22532]

  • エディタペインのファイルが正しく復元されるようになりました。
    [EW22602]

  • Freescale Kinetisのリンカ設定ファイルのいくつかが、0x20000000にあるRAMバンク間の境界を誤って処理しなくなりました。
    [EW22635]

  • Fujitsu MB9EF126の設定で、間違ったARMコアが指定されなくなりました。
    [EW22661]

  • Phytec LPC3180のイントロダクションの例が、より新しいバージョンのNANDメモリで機能するようになりました。
    [EW22666]

  • CCR3/CCR4の定義が、iostm32l151xx.ddfファイルに存在するようになりました。
    [EW22680]

  • RCC_APB2LPENRRCC_APB1LPENRが、STM32L15xのヘッダファイルで正しい名称になりました。
    [EW22683]

  • アドレスゼロにあるブートローダのTI Stellarisの例が、デバッグ中にも機能するようになりました。
    [EW22753]

  • EWARM 6.30.3:
    [ツール]>[オプション]>[メッセージ]オプションページの[古いファイルに上書き]オプションが、ログファイルのテキストボックスに$PROJ_DIR$などの引数値が含まれる場合でも機能するようになりました。
    [EW22709]

  • EWARM 6.30.3:
    ゼロのパラメータを持つ関数のようなマクロによって、ソースブラウザがマクロの後に定義を失っていました。たとえば、次の定義の後:

        #define MACRO() macro_body
    以下の行にxがあると、ソースブラウザで認識されませんでした:
        MACRO()
    int x;
    これは修正されました。
    [EW22794]

  • EWARM 6.30.3:
    Freescale Kinetis K20用のデバッガデバイス記述ファイルが付属になりました。
    [EW22811]

  • EWARM 6.30.3:
    インフォメーションセンタのマイページのリンクから、外部のWebブラウザでマイページが開くようになりました。
    [EW22813]

  • EWARM 6.30.3:
    ヘッダファイルiomcimx535.hTZIC_PRIOMASKレジスタのアドレスが正しくなりました。
    [EW22821]

  • EWARM 6.30.3:
    ヘッダファイルiostm32L151xx.hPWR_CR/LPSDSRビットが正しい名前になりました。
    [EW22835]

  • EWARM 6.30.3:
    浮動小数点ユニットを持つFreescale Kinetisデバイスでは、VFPオプションが灰色で表示されていました。
    [EW22860]

  • EWARM 6.30.3:
    Analogデバイスのヘッダファイルioaduc7023.h、ioaduc7060.h、ioaduc7122.hから多くのレジスタ定義が抜けていました。
    [EW22863]

  • EWARM 6.30.4:
    LPC2468の簡単な例で、VICを有効にする前にIRQが誤って有効になっていました。
    [EW22870]

  • EWARM 6.30.4:
    一部のSTM32f4xxの例で、SWOクロックが誤って120 MHzに設定されていましたが、現在は正しい値の150 MHzに設定されています。
    [EW22904]

  • EWARM 6.30.6:
    IAR Embedded WorkbenchとSubversionの統合が、一部のSubversionバージョン1.7.xのメッセージを間違って解釈し、次のエラーメッセージが出ることがありました。
    SVN:Internal Error:SVN_Status - did not find file.
    [EW22892]

  • EWARM 6.30.6:
    ソースブラウザで、絶対パスにより指定されたインクルードファイルを参照できませんでした。
    [EW22919]

  • EWARM 6.30.6:
    STM32L15xフラッシュローダが選択したアドレス範囲内でギャップを処理できず、値のフィルを実行できませんでした。
    [EW22924、EW22926]

  • EWARM 6.30.6:
    NXP LPC177xおよびLPC178xについてのヘッダおよびデバッガのデバイス記述ファイルの修正。
    [EW22934]

  • EWARM 6.30.6:
    Freescale Kinetisデバッガのデバイス記述ファイル、iok10xxxx.ddfとiok20xxxx.ddfがインストールにありませんでした。
    [EW22945]

  • EWARM 6.30.6:
    Fujitsu MB9EF126のヘッダおよびデバッガのデバイス記述ファイルの修正。
    [EW22961]

  • EWARM 6.30.6:
    MISRA-C:2004の規則1.1の説明が訂正されました。
    1.1: [必須] すべてのコードはISO 9899:1990 'プログラミング言語 - C'に準拠するものとする。ISO/IEC 9899/COR1:1995、ISO/IEC 9899/AMD1:1995、ISO/IEC 9899/COR2:1996により改訂および修正。
    [EW22970]

  • EWARM 6.30.6:
    Freescale Kinetis MK10FN1M0xxx12に対して間違ったフラッシュローダが選択されています。
    [EW22986]

  • EWARM 6.30.6:
    ST STM32F2xxのヘッダおよびデバッガのデバイス記述ファイルにSYSCFG_CMPCRの定義がありません。
    [EW22992]

  • EWARM 6.30.6:
    [デバッグログ]ウィンドウで大量のエラーが記録された後に、IAR Embedded Workbenchのプロジェクトマネージャが正しく動作するようになりました。
    [EW23059]

  • EWARM 6.30.7:
    以前はIAR Embedded Workbenchが、セッション終了後に一部のソース管理システム(ClearCaseなど)への接続を記憶しませんでした。これは修正されました。
    [EW22968]

  • EWARM 6.30.7:
    ios3fn21x.hで、FSPULLUPのアドレスが間違って定義されていました。
    [EW23056]

  • EWARM 6.30.7:
    ダウンロード中にFreescale K70フラッシュローダがエラーになることがありました。
    [EW23090]

  • EWARM 6.30.8:
    ST STM32L151xx、STM32L152xx、STM32L162xxのヘッダおよびデバッガのデバイス記述ファイルで、ADC_CSRとADC_CCRのアドレスが間違っています。
    [EW23119]

  • EWARM 6.30.8:
    ST STM32F4xxのデバッガのデバイス記述ファイルにRTCレジスタの定義がありません。
    [EW23125]

  • EWARM 6.30.8:
    Toshiba Cortex-M3デバイスで、リンカ設定エディタが間違って設定されています。
    [EW23142]

  • EWARM 6.30.8:
    Fujitsu MB9AF131K/132Kの内部RAMに間違ったアドレスが設定されています。
    [EW23154]

  • EWARM 6.30.8:
    ST STM32F2xxのタイマレジスタのデバッガ表示の改善。
    [EW23155]

  • EWARM 6.30.8:
    system_LPC11xx.cでのサンプルクロックの設定コードの修正。
    [EW23166]

  • EWARM 6.30.8:
    ST STM32F2xxのヘッダおよびデバッガのデバイス記述ファイルに、レジスタRCC_AHB1ENRのビット定義がありません。
    [EW23167]

  • EWARM 6.30.8:
    予期しない例外の原因となっていたFreescale Kinetis USB CDCのサンプルのバグを修正しました。
    [EW23190]

  • EWARM 6.30.8:
    IAR-LPC-1768-SKボードのサンプルで、使用可能な数を上回るRAMが指定されていました。
    [EW23201]

  • EWARM 6.30.8:
    ST STM32F4xxのデバッガのデバイス記述ファイルにEXTIの定義がありません。
    [EW23202]

  • IAR Embedded Workbench IDE - 修正された問題

新機能
  • 拡張されたXDS100v2のサポート (6.30.4から)
    XDS100v2デバッガのドライバが、すべてのTI Stellaris Cortex-M3デバイスとTI TMS470Mファミリをサポートするようになりました。

  • スタックの使用量解析
    スタックの使用量解析を有効にすると、各呼出しグラフのルートのスタック深さの最大値一覧とともにスタック使用の選択がリンカマップファイルに追加されます。関数ポインタや再帰を介した呼出しなどのコンストラクトを考慮するために、分析プロセスはカスタマイズできます。出力は、後処理に最適なXMLフォーマットで生成することができます。

  • インラインアセンブラの機能拡張
    インラインアセンブラの機能が拡張されて、引数が入力可能になり、戻り値があるほか、Cシンボルのリードやライトができるようになりました。構文はGNU GCCで使用されるものと似ています。

  • Cortex-M3/M4の速度の最適化
    コンパイラのオプティマイザで、CoremarkとDSPライブラリコードベースに焦点を置いた高速なコードが生成できるようになりました。

  • JTAGjet-Traceの統合
    ハイエンドのアプリケーション向けの高度なデバッグプローブ、Signum JTAGjet-Traceのトレースモジュールがデバッガに統合されました。複雑なシステムをデバッグする際にCortex-AやCortex-Rデバイスのトレース機能がフルに活用できるようになります。

  • [タイムライン]ウィンドウのITMイベントプロット機能
    [タイムライン]ウィンドウの機能が拡張され、Cortex-M3/M4ユーザ向けにグラフィカルイベントログが追加されました。コードの動作を解析する上で役立つように、定義済のマクロ関数をコード内の関心のある場所に配置します。実行中にこれらの地点に達すると、イベントメッセージが送信されて[タイムライン]ウィンドウに表示されます。プロットされたイベントはソースコードに関連付けることができ、詳細なコンテキストのタイミングも提供されます。

  • プロファイラの関数除外メカニズム
    [関数プロファイリング]ウィンドウに、関数を除外するメカニズムが追加されました。関心のない関数を間引くことができます。これは、RTOSを扱うときに便利です。RTOSカーネル関数を除外すれば、実際のアプリケーションコードのどこで実行時間が経過するのかを、より明確に把握できます。

  • Texas Instruments Stellaris ICDIのサポート (6.21.3で新規追加)
    Texas Instruments Stellaris ICDIデバッグインタフェースのサポートが追加されました。同じC-SPYデバッガドライバが、FTDIおよびICDIインタフェースの両方で使用されます。このデバッガドライバはTI Stellarisという名前になりました。

  • AVIX-RTのRTOS認識サポート (6.21.2で新規追加)
    AVIX-RT向けのRTOS認識プラグインが含まれています。

V6.21 2011-07-05

プログラム修正
  • $VARIABLES$が実際にビルドする構成を基準にして展開されなかった場合のビルドの問題が修正されました。
    [EW22400]

  • SCCのバージョン管理システムのサブメニューにあるチェックアウトを元に戻すコマンドが、正しく機能するようになりました。
    [EW22462]

  • 間違ったRCC_AHBRSTR定義が、iostm32L151xx.hとiostm32L152xx.hにあります。
    [EW22514]

  • EWARM 6.21.2:
    iostm32f207xx.hのいくつかのレジスタ定義を修正しました。
    [EW22577]

  • EWARM 6.21.2:
    iostm32L151xx.hとiostm32L152xx.hにGPIOH定義がありません。
    [EW22580]

  • EWARM 6.21.2:
    STM32F205Vxのデバイス構成ファイルがありませんでした。
    [EW22587]

  • EWARM 6.21.2:
    ios3fn41f.hのレジスタ定義のいくつかが修正されました。
    [EW22588]

  • EWARM 6.21.2:
    ARM926を誤ってコアとして使用するHilscher Net.x50を選択しても、正しいコアのARM966が使用されるようになりました。
    [EW22600]

  • EWARM 6.21.3:
    Freescale Kinetis K70フラッシュローダが正しく機能しませんでした。

新機能

V6.20 2011-04-29

プログラム修正
  • USB VirtualComドライバがWindows 7で動作するようになりました。
    [EW22181]

  • レジスタHcBCR0が、Toshiba TMPA900CMのデバイス固有ファイルに追加されました。
    [EW22264]

  • IarBuild.exeが、[プロジェクトオプション]>[ビルドアクション]でIAR Embedded Workbench IDEと同じコマンドラインを実行可能になりました。
    [EW22293]

  • EXTIレジスタが、ST STM32F2xxのデバイス固有ファイルに追加されました。
    [EW22288]

  • [ファイルで検索]のディレクトリを選択するダイアログボックスに、正しいダイアログボックスのタイトルとボタン名が表示されるようになりました。
    [EW22304]

  • 2つ以上のIAR Embedded Workbenchツールチェーン(異なるマイクロコントローラのアーキテクチャ用)が同じディレクトリにインストールされていて、一部のツールチェーンが英語版しかない場合、英語以外のIAR Embedded Workbenchを起動すると、英語のみのツールチェーンでインフォメーションセンタが使用できませんでした。これは修正されました。
    [EW22341]

  • NXP LPC1778/LPC1788のデバイス固有ファイルで、EECLKDIVの定義が修正されました。
    [EW22358]

  • ST STM32F105xBフラッシュローダのブロックレイアウトが修正されました。
    [EW22366]

  • Freescale K60のデバイス固有ファイルのTSI定義が修正されました。
    [EW22388]

  • Freescale K60のデバイス固有ファイルに定義されている、存在しないSPIレジスタが削除されました。
    [EW22395]

  • EWARM 6.20.2:
    Freescale Kinetisのイントロダクションの例にあるRAM構成が修正されました。
    [EW22428]

  • EWARM 6.20.2:
    Freescale K60のイントロダクションの例で、正しいリンカ設定ファイルが指定されました。
    [EW22429]

  • EWARM 6.20.2:
    OMAP-L138のjlinkスクリプトの構文エラーが修正されました。
    [EW22431]

  • EWARM 6.20.4:
    Samsung S3FN60Dデバイスのレジスタ定義が間違っています。
    [EW22466]

  • EWARM 6.20.4:
    Samsung S3FN21F、S3FN41F、S3FN60Dの各デバイス用リンカファイルのメモリマップ仕様が間違っています。
    [EW22467]

新機能
  • Cortex-M3/M4用のDSPライブラリ
    ARM CMSIS DSPライブラリが製品でサポートされ、同梱されるようになりました。このライブラリには、FIR/IIRフィルタ、FFT、DCT、ClarkeおよびPark変換、PIDコントローラなど、強力なDSP機能のコレクションが付属します。詳しくは、CMSIS DSPソフトウェアライブラリのドキュメントを参照してください。
    CMSISサポートは、[プロジェクト]>[オプション]...>[一般オプション]>[ライブラリ構成]から有効にします。有効にすると、CMSISのインクルードパスおよびDSPライブラリは自動的にインクルードされます。

  • Cortex-A8
    ARM Cortex-A8コアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • Cortex-A9
    ARM Cortex-A9コアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • サブバージョン
    バージョン管理の統合が、サブバージョン(SVN)のサポートによって拡張されました。

  • Powerデバッグの機能拡張

    • J-Link Ultraが最大10 kHzのサンプリングレートをサポートするようになりました。
    • しきい値に基づいて電力データをフィルタすることができます。
    • しきい値(電力のブレークポイント)に基づいて、実行を停止できます。
    • 電力サンプルは、その時点までに収集されたデータあるいはライブの取得値としてファイルに記録することが可能です。

  • printf/scanfフォーマッタの自動選択
    コンパイラ/リンカはprintf/scanfフォーマッタ指定子を解析して、ライブラリから最も小さいフォーマッタを選択します。

  • 仮想関数除去(VFE)
    コンパイラ/リンカはC++ アプリケーションを最適化し、未使用の仮想関数を削除します。

  • RTOSコンテキスト依存ヘルプ
    一部のRTOSで文脈に沿ったヘルプが利用可能となり、API関数の説明が簡単に入手できるようになりました。

V6.10 2010-11-04

プログラム修正
  • Atmelヘッダファイルioat9sam7se512.hAT91C_ISRAM_SIZE定義が間違っていました。正しくは0x00008000です。
    [EW21581]

  • Windowsの上限_MAX_PATHを超えるファイルパスによって、IAR Embedded Workbenchがフリーズまたは異常終了することがありました。このような状況は検出され、エラーとしてフラグが付けられます。
    [EW21645]

  • ..を含むパスを使用して出力ディレクトリを定義すると、デバッガを起動できなくなることがありました。これは修正されました。
    [EW21839]

  • DLIBテンプレートプロジェクトを修正せずにビルドできるようになりました。
    [EW21902]

  • レジスタビット定義ADENiotmpm370FxFG.hに追加されました。
    [EW21994]

  • [プロジェクト]>[オプション...]>[リンカ]>[出力]>[出力ファイル]テキストボックスが、ファイル名ではなくファイルパスを受け入れていたため、プロジェクトのビルドで問題が発生することがありました。これは修正されて、オプションの名称が変更になりました。
    [EW22004]

  • EWARM 6.10.2:
    examples\NXP\LPC13xx\LPC1300CMSIS\Drivers\source\lpc13xx_gpio.cGPIO_SetInterrupt()の関数記述が間違っています。
    [EW22086]

  • EWARM 6.10.2:
    iolpc3250.hのレジスタ幅の定義が間違っています。
    [EW22114、EW22154]

  • EWARM 6.10.2:
    エディタのフォントタイプとサイズを変更するときにIDEが異常終了しなくなりました。
    [EW22115]

  • EWARM 6.10.2:
    examples\ST\STM32F10x\IAR-STM32F107VC-SK\Accelerometer_Demo\modules\i2c1_drv.cでvolatile宣言がない場合、最適化レベルが「高」のときにアプリケーションエラーが発生していました。
    [EW22139]

  • EWARM 6.10.5:
    プロセッサのサポートファイルにAtmel AT91SAM9260 TWI_SRレジスタビット、EOSACC、SCLWS、ARBLSTがありませんでした。
    [EW20728]

  • EWARM 6.10.5:
    Atmel AT91SAM9260 TWI_SRレジスタビット、TXBUFF、RXBUFF、ENDTX, ENDRXがプロセッサのサポートファイルに定義されていますが、これらは実際のハードウェアに存在する必要があります。
    [EW20729]

  • EWARM 6.10.5:
    IDEコマンドの[ビルドを停止]が、新しいコマンドシェルで開始されてビルド前またはビルド後のアクションに適用されたときに正しく機能するようになりました。
    [EW22075]

  • EWARM 6.10.5:
    大規模で複雑なプロジェクトで、IAR Embedded Workbenchのソースブラウザがフリーズしなくなりました。
    [EW22126]

  • EWARM 6.10.5:
    フラッシュローダがAT91SAM7S256のレビジョンCで機能しませんでした。
    [EW22165]

  • EWARM 6.10.5:
    プリプロセッサマクロの再帰的な定義によって、IAR Embedded Workbenchが異常終了しなくなりました。
    [EW22177]

  • EWARM 6.10.5:
    ビルドの最後に報告されるエラーおよびワーニングの数が正確になりました。
    [EW22202]

  • EWARM 6.10.5:
    ヘッダファイルiolpc3250.hで、MISRA-Cチェックが失敗していました。
    [EW22268]

新機能
  • Powerデバッグ
    Powerデバッグは、組込みシステムでのソフトウェア実装がシステムレベルの電力消費にどう影響するかについての情報をソフトウェア開発者に提供する手法です。ソースコードと電力消費を組み合わせることで、電力の最適化のテストと調整が可能になります。デバッグプローブは、システムが使用する瞬間の電流をサンプリングして、それをデバッガにフィードし、測定された電流がタイムスタンプの付けられたプログラムカウンタの値と同期されます。これによって、デバッガが消費電力を直接ソースコードに相互に関連付けて提示できます。デバッガは以下のソースからの電力データをサポートしています。

    • J-Link Ultra
      電力データは、ボードレベルで高精度測定されます。MCUレベルでの電力測定を行うアダプタは、2011年第2四半期に利用できるようになる予定です。調整がサポートされています。
    • J-Link
      電力データは、ボードレベルで低精度測定されます。調整はサポートされていません。
    • Energy Micro EFM32 Gecko開発およびスターターキット
      J-Link互換のデバッグプローブがボード上に統合されています。電力データはMCUレベルで高精度測定されます。調整は不要です。

    電力データはPowerログ、タイムスケースのグラフ、またはエネルギー消費としての関数プロファイラとして視覚化できます。
    詳しくは、IAR Embedded Workbench® C-SPYデバッガガイドを参照してください。

  • C-SPYデバッグガイドの追加
    『C-SPYデバッグガイド』という新しいユーザガイドが追加されました。このガイドの目的は、アプリケーションのデバッグでユーザにIAR C-SPYデバッガの機能を十分に活用してもらうことです。

  • C99
    本製品は1999年に定義された最新のC規格(C99)をデフォルトのC言語として使用しています。

  • C++
    C++言語のサポートが追加されました。デフォルトでは、ISO/IEC 14882:2003 C++規格を完全にサポートしています。EC++およびEEC++の派生規格も引き続き利用できます。

  • Cortex-A5
    ARM Cortex-A5コアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • RTOSの統合
    評価を容易にするために、サードパーティ製RTOSおよびミドルウェアソリューションの製品情報、評価バージョン、サンプルプロジェクトがIAR Embedded Workbenchに統合されました。RTOSおよびミドルウェア情報、サンプルプロジェクトには、IARインフォメーションセンタからアクセスできます。

  • Cライブラリ
    DLIBライブラリのスレッド環境のサポートが向上されました。

  • 浮動小数点の最適化コンパイラで、
    オプション--relaxed_fpを使用した場合よりも、浮動小数点式をより良く最適化できるようになりました。有効にした場合、コンパイラは浮動小数点式でより小さい浮動小数点型を使おうと試みます。

  • CMSIS SVD
    デバッガは、周辺レジスタ内容を表示するために、CMSISシステムビュー記述ファイルをサポートしています。

  • P&E Micro JTAGプローブ
    P&E Micro Multilink、Cyclone、OSJTAGがサポートされています。P&E MicroプローブでC-SPYを使用する場合の設定については、P&E MicrocomputerシステムインタフェースでIAR Workbenchデバッガを使用するための設定を参照してください。

  • Freescale MQXプラグイン
    Freescale MQX kernel awarenessプラグインが製品に同梱されています。

  • FreeRTOS/OPENRTOSプラグイン
    FreeRTOS/OPENRTOS kernel awarenessプラグインが製品に同梱されています。

V5.50 2010-04-21

プログラム修正
  • Atmel ARM7の例で使用されている割込みハンドラが、8バイトの境界上のスタックをARM EABIで要求されるとおりにアラインメントしませんでした。
    [EW21302]

  • Atmelのヘッダファイルioat91sam3s1.hioat91sam3s2.hioat91sam3s4.hの内容に誤りがありました。
    [EW21511]

  • STヘッダファイルiostm32f10xx4.hiostm32f105xx.hiostm32f10xxB.hiostm32f10xxE.hiostm32f107xx.hADC2_SMPR2およびADC3_SMPR2が正しくありませんでした。
    [EW21667]

  • Atmelヘッダファイルioat91sam9260.h_AT91S_SYSの定義が正しくありませんでした。
    [EW21719]

  • TI TMS470R1B1Mのフラッシュローダが、アドレス範囲0x70000-0x7ffffでの書き込みに失敗していました。
    [EW21722]

  • EWARM 5.50.5:
    デバイスヘッダファイルで定義されたレジスタで、[定義に移動]が機能するようになりました(__IO_REG*マクロを使用)。
    [EW21755]

  • EWARM 5.50.5:
    [プロジェクト]>[オプション...]>[一般オプション]>[ターゲット]>[コア]のオプションCortex-M4Fが、アセンブラで機能するようになりました。
    [EW21772]

  • EWARM 5.50.5:
    LPC2923フラッシュローダが正しく機能しませんでした。
    [EW21787]

  • EWARM 5.50.5:
    iolpc2923.hでUSBレジスタ基準アドレスが間違っていました。
    [EW21788]

  • EWARM 5.50.5:
    Toshiba TMPM380-SKのサンプルで、RAMサイズが16 KBではなく、32 KBと誤って指定されていました。
    [EW21867]

  • EWARM 5.50.6:
    破損した設定ファイル(.wsdt)によって、IAR Embedded Workbenchが異常終了しなくなりました。
    [EW21750]

  • EWARM 5.50.6:
    Toshiba TMPA900ボード上でのNUMONYX M29W640GTフラッシュの問題を修正しました。
    [EWARM-1015]

新機能
  • Cortex-M4
    ARM Cortex-M4コアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • トレースの機能拡張
    新しい[タイムライン]ウィンドウを使用すると、コールスタックや割込みログ、データログ値を時系列に関連付けて視覚的に表すことができます。

  • 位置に依存しないコードおよびデータ
    位置に依存しないコード/データをコンパイラで任意に生成できるようになりました。

  • Cライブラリ浮動小数点の最適化
    数多くのCライブラリ浮動小数点関数のスピードとサイズが最適化されました。

  • CP15レジスタの表示
    J-Link/J-traceデバッグプローブの使用時に、デバッガがCP15コプロセッサレジスタを表示できるようになりました。

  • SC000
    ARM SC000セキュアコアのコード生成およびデバッグのサポート。

V5.41 2009-12-14

プログラム修正
  • 複数ファイルのコンパイルモードから単一ファイルのコンパイルに切り替えたときに、"Build error:Multiple tools write to the same file"(ビルドエラー:複数のツールが同じファイルに書き込んでいます)というエラーが発生しなくなりました。
    [EW20855]

  • チュートリアルが、Cortex-M3用にビルドされるように構成されました。
    [EW21356]

  • 誤って定義されていたiomcimx27.hINT_SSIが修正されました。
    [EW21410]

  • エディタウィンドウでコンテキストメニューを開いたときに、[デバッグログ]ウィンドウに意味不明なエラーのエントリが生成されなくなりました。
    [EW21412]

  • ioat91cap7.ddfのレジスタ定義のいくつかが修正されました。
    [EW21415]

  • サンプルarm\examples\TexasInstruments\Stellaris\boards\rdk-bdc\qs-bdcで、間違ったデバイスが選択されなくなりました。
    [EW21432]

  • 割込み駆動型として設定した場合に、サンプルarm\examples\NXP\LPC17xx\IAR-LPC-1768-SK\simple\ADCのビルドが失敗しないようになりました。
    [EW21465]

  • LPC1764のデフォルトのフラッシュローダが正しくなりました。
    [EW21486]

  • EWARM 5.41.2:
    ファイルをプロジェクトに追加した場合に、別のケースで既知であっても、現在のファイル名のケースが使用されるようになりました。
    [EW21490]

  • EWARM 5.41.2:
    TI Stellaris LM3S5B91のヘッダおよびddfファイルに、一部のレジスタ定義がありませんでした。
    [EW21497]

  • EWARM 5.41.2:
    ST STM3210xのヘッダおよびddfファイルに、一部のタイマレジスタ定義がありませんでした。
    [EW21548]

  • EWARM 5.41.2:
    AHBモードGPIOJとGPIOA-GPIOJのレジスタ定義が、TI Stellaris LM3Sxxxxのヘッダおよびddfファイルにありませんでした。
    [EW21562]

  • EWARM 5.41.2:
    NXP LPC2xxxの例のPINSEL初期化コードによって、トレースポートが無効になっていました。
    [EW21610]

新機能
  • Cortex-R4F
    VFPユニットユニットを持ったARM Cortex-R4Fコアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • Cortex-M0速度の最適化
    Cortex-M0のコード生成が調整されて、コード生成の実行速度がより速くなりました。

  • トレースの開始および停止トリガ
    命令トレースは、コードの位置やデータアクセスといった条件に基づいて、開始および停止することができます。この機能が、Cortex-M3用J-Traceのトレースプローブのほか、ARM用J-Traceのトレースプローブでも使用できるようになりました。

  • Cortex-M3用J-TraceでのSWOサポート
    Cortex-M3用J-TraceのトレースプローブでSWOトレースがサポートされるようになりました。ファームウェアはデバッガによって自動的にアップグレードされます。

  • ファイルで検索の機能拡張
    [ファイルで検索]検索フィールドで、正規表現が使用可能になりました。

  • ワークスペース相対パス
    ワークスペース相対パスは、開いているエディタウィンドウに使用され、ワークスペースを別の場所に簡単に移動できるようにします。

V5.40 2009-07-10

プログラム修正
  • '#undef'プリプロセッサディレクティブの後にプリプロセッサシンボルがない場合でも、IAR Embedded Workbench IDEが突然終了しなくなりました。
    [EW20779]

  • 重複する問題(20812)がEWARM 5.30.2で修正されました:Cleanコマンドが前になければ、ライブラリプロジェクトがビルドできませんでした。
    [EW20814]

  • フラッシュローダ固有の引数が正しく文書化されていませんでした。本リリースからは、マニュアルはフラッシュローダの編集機能の一部として提供されます。
    [EW20848]

  • LPC2468 uip_webserverの例は、スタンドアロン(デバッガのコントロールなし)として機能しませんでした。
    [EW20851]

  • iolpc2470.hが何らかのビット定義により完了しました。
    [EW20905]

  • 内部フラッシュのAtmel AT91SAM9XE512フラッシュローダが修正されました。
    [EW20908、20990]

  • LPC2378の例に、誤ったクロック計算のある関数が含まれていました。
    [EW20930]

  • EWARM 5.30.1から5.30.2へのアップグレードが失敗する要因となる問題が修正されました。
    [EW20951]

  • AT91sam7xc512のフラッシュローダがハングすることがありました。
    [EW20955]

  • 干渉を防いでフラッシュロードが失敗しないようにするには、STM32ウォッチドッグを無効にする必要があります。ウォッチドッグを無効にするには、ユーティリティ.../arm/bin/jlinkstm32.exeを使用してください。
    [EW20995]

  • 起動画面でTexasInstruments TMS470R1B1Mのサンプルアプリケーションがコピーされるとき、間違ったフォルダがコピーされました。
    [EW20997]

  • Luminary LM3S2616にLM3Sx6xxを選択すると、このチップが16KBのRAMしか持たないため失敗していました。LM3S2616を選択可能なデバイスとして追加することで、これは修正されました。
    [EW21012]

  • Atmel AT91SAM9263-EKのプロジェクト、basic-sd-spi-projectで、起動画面から起動した場合にexternal_libsが正しくコピーされませんでした。
    [EW21013]

  • 内部フラッシュのAtmel AT91SAM9XE256フラッシュローダが修正されました。
    [EW21072]

  • STM32デバイス上にCRC計算ユニットレジスタがありませんでした。
    [EW21078]

  • すべてのデバイスヘッダファイルで、C形式のコメントを使用するようになりました。
    [EW21081]

  • EWARM 5.40.4:
    Toshiba TMPM330フラッシュローダで次のエラーが発生します:
    Unknown or ambiguous symbol.__argc
    が表示。このエラーは、フラッシュダウンロードの精度には影響していませんでした。
    [EW21172]

  • EWARM 5.40.4:
    ST STM32のサンプルの一部がビルドしませんでした。
    [EW21179、EW21184]

  • EWARM 5.40.4:
    Analog Devicesのサンプルの一部で、フラッシュローダが有効になっていませんでした。
    [EW21208]

  • EWARM 5.40.4:
    LPC2468フラッシュローダがデバッグモードで間違ってビルドされ、デバッグメッセージがシリアルポート経由で送信されていました。
    [EW21216]

  • EWARM 5.40.4:
    ライブラリファイルで出力コンバータを使用できません。このオプションは、ライブラリプロジェクトのEWARMカテゴリリストから排除されました。
    [EW21291]

新機能
  • 新しいCortex-M3デバッグ機能
    Cortex-M3 SWV/SWOデータの表示および解析用に、新しいプレゼンテーションの方法がいくつか加わりました。

  • インフォメーションセンタ
    チュートリアルや製品マニュアル、サンプルプロジェクトに簡単にアクセスできる統合型のナビゲーションシステムです。インフォメーションセンタを表示するには、ヘルプ>インフォメーションセンタを選択します。

  • Cortex-R4
    ARM Cortex-R4コアのコード生成およびデバッグのサポート。

  • Cortex-M0
    ARM Cortex-M0コアのコード生成およびデバッグのサポート。Cortex-M0ハードウェア上のデバッグは、J-Linkプローブを使用してサポートされます。

  • Cortex-M3用J-Trace
    Cortex-M3用J-Traceデバッグを使用して、一部のCortex-M3デバイスで使用可能なETMトレースポートをデバッガで活用できるようになりました。命令トレースは、コードの位置やデータアクセスといった条件に基づいて、開始および停止することができます。この機能には、Cortex-M3用J-Traceのトレースプローブが必要です。

  • トレースの開始および停止トリガ
    命令トレースは、コードの位置やデータアクセスといった条件に基づいて、開始および停止することができます。この機能には、Cortex-M3用J-Traceのトレースプローブが必要です。

  • ダイレクトなフラッシュ消去およびダウンロード
    フラッシュ消去とダウンロードが、デバッガを起動せずに実行できます。

  • 複数イメージのデバッグ
    C-SPYは、1つのデバッグセッション中に、個別にビルドされた複数のイメージをデバッグできるようになりました。[プロジェクトオプション]->[デバッガ]->[イメージ]で、現在のアプリケーションに追加してダウンロードするイメージの場所を指定します。また、[イメージ]という新しいデバッガウィンドウもあり、ここでデバッグ情報を表示する対象のアプリケーションを選択します。

  • Cortex-M3データブレークポイントの機能拡張
    Cortex-M3のデータブレークポイントは、アクセスされた変数のアドレスに加えて、特定の値でブレークすることが可能になりました。

  • [デバッガメモリ]ウィンドウの自動更新
    プログラムの実行中に[デバッガメモリ]ウィンドウを手動または定期的に更新できます。

V5.30 2009-01-23

プログラム修正
  • EWARM 5.30.2:
    外部エディタが設定済みで使用されるべき場合にも、すべてのファイルがIAR Embedded Workbenchエディタで開かれていました。
    [EW20794]

  • EWARM 5.30.2:
    Cleanコマンドが前になければ、ライブラリプロジェクトがビルドできませんでした。
    [EW20812]

  • EWARM 5.30.2:
    '#'文字を含むC/C++マクロ定義によって、Embedded Workbench IDEが突然終了することがな��なりました。
    [EW20823]

  • EWARM 5.30.2:
    AT91SAM7S64へのダウンロードに失敗していました。
    [EW20858]

  • EWARM 5.30.2:
    ELF/DWARF入力ファイルをダウンロードした直後にスタックプラグインを初期化するときに、Embedded Workbench IDEが突然終了する場合がありました。
    [EW20903]

  • 以前は[プロジェクト]>[オプション]>[リンカ]>[チェックサム]で、チェックサムアルゴリズムのsum32を選択する方法がありませんでした。
    [EW20236]

  • Atmel AT91SAM9260EKのフラッシュローダがありませんでした。
    [EW20301]

  • 以前は、例arm\examples\ST\STR91x\STR912-SK-IAR\MassStorage のSDカードサイズの表示が間違っていました。
    [EW20333]

  • Toshiba TMPA910CRのヘッダファイル、iotmpa910cr.hで、以前は一部の周辺レジスタが誤って定義されていました。
    [EW20364]

  • Atmelの例の割込みハンドラが、AIC割込みベクタ関数を呼び出す前に8バイト境界上のスタックをアラインメントできませんでした。
    [EW20412]

  • リンカ設定ファイルエディタダイアログボックスの入力式にスペースやタブ文字が含まれる場合、式が正しく0に評価できませんでした。
    [EW20424]

  • Atmel AT91SAM7A1およびAT91SAM7A2のデバッガ記述ファイル(.ddf)が、以前はありませんでしたが、現在は提供されています。
    [EW20418]

  • NXP LPC2364へのフラッシュダウンロードが動作しませんでした。
    [EW20456, 20566]

  • ILINKチェックサムフィールド、アラインメント初期値が正常に有効化または無効化できるようになりました。
    [EW20487]

  • __noreturnキーワードによって宣言された関数で、「定義に移動」が機能しませんでした。
    [EW20605]

  • システム起動ファイル、cstartup_M.scstartup_M.cが評価用バージョンに追加されました。
    [EW20670]

  • 外部でビルドされたプロジェクトのデバッグ中に、ilinkarmオプションを更新する必要がなくなりました。
    [EW20707]

  • テキストエディタで大量の選択項目を右クリックすると、Embedded Workbenchがクラッシュすることがありました。
    [EW20751]

新機能
  • 新しいCortex-M3デバッグ機能
    Cortex-M3 SWV/SWOデータの表示および解析用に、新しいプレゼンテーションの方法がいくつか加わりました。
    • 関数プロファイラ。
    • 命令トレースカウントを持つ[逆アセンブリ]ウィンドウ。
    • 時間の情報など、最大4つの異なるメモリ位置または領域へのアクセスを記録する[データログ]ウィンドウ。各メモリ位置の要約された概要も利用できます。
    • 時間の情報など、割込みへの入口と出口を記録する[割込みログ]ウィンドウ。それぞれの割込みソースの要約された概要も利用できます。
    • それぞれの割込みソースについて、タイムスケールの割込みアクティビティを表示する[割込みグラフ]ウィンドウ。
    • 機能拡張された[SWOトレース]ウィンドウ。
    • SWDインタフェースを使用したJ-Linkダウンロードの速度が40%改善されました。

    詳しくは、デバッグガイドを参照してください。

  • コンパイラサイズの最適化
    コンパイラオプティマイザが、Cortex-M3のコードについて業界で一般的なコードサイズを生成するように調整されました。
  • イニシャライザの圧縮
    リンカは初期化したデータを圧縮して、フラッシュの使用を最小に抑えることができます。圧縮されたデータは、フラッシュからRAMに移動すると起動コードによって自動的に解凍されます。詳しくは、開発ガイドを参照してください。
  • MISRA-C:2004サポート
    IAR Embedded Workbenchには、ソースコードがMISRA-C:2004標準に適合しているか確認する機能が追加されました。
  • ST ST-LINKデバッグプローブ
    ST ST-LINK JTAGデバッグプローブのサポート。
  • ARM7EJ-S
    ARM7EJ-Sコアのサポート。
  • リンカ設定ファイルエディタのフィールドと内容が、コア、従来のARMまたはCortexのタイプに合わせて動的に調整されます。

V5.20 2008-06-24

プログラム修正
  • 定義SPI_CSR0-SPI_CSR3が、ファイルioat91sam7s64.ddfに戻されました。
    [EW16853]

  • USBインタフェースのUDP_CSR0-3およびUDP_FDR0-3定義が、Atmel AT91SAM7S64、128、256のCヘッダおよびDDFファイルに復元されました。
    [EW17163]

  • リンカまたは出力コンバータからの出力ファイルの拡張子がアセンブラやコンパイラの有効な拡張子である場合に、IDEがフリーズまたはクラッシュしなくなりました。
    [EW17515]

  • IDE変数TARGET_DIRを使用して、$TARGET_DIR$\..\..などの親ディレクトリにアクセスしたときに、IDEがクラッシュしていました。
    [EW17756]

  • AIC_SMR0-AIC_SMR31およびAIC_SVR0-AIC_SVR31の定義が、ファイルioat91sam7s64.ddfioat91sam7xc256.ddfに戻されました。
    [EW17830、19000]

  • Atmelのサンプルプロジェクトが、起動画面から開けるようになりました。
    [EW17869]

  • ドル記号'$'を含むパスが正しく処理されるようになりました。
    [EW18252]

  • [IDEオプション]ダイアログボックスで[ブラウズ情報を生成]オプションを選択すると、再帰的マクロがプリプロセッサの式で使用可能になりました。
    [EW18721]

  • 再帰的な#includeプリプロセッサディレクティブが使用できるようになりました。
    [EW19037]

  • フルのバイトで構成されている限り、どんな長さのフィルパターンも使用できるようになりました。ただし、0xで始まる16進数の表記で指定する必要があります。
    [EW19697]

  • Texas Instrumentsのサンプルプロジェクトが、起動画面から開けるようになりました。
    [EW19795]

  • デバッガマクロstr91x-isc.macが、STR91xのレビジョンGおよびHに対して正しく機能しませんでした。
    [EW19931]

  • 一部のSTM32アプリケーションレイアウトが、コードをフラッシュにダウンロードするときにエラーを引き起こす可能性がありました。
    [EW20027]

  • 存在しなかったSPIおよびAICレジスタが、 ioat91sam7s256.ddfに追加されました。
    [EW20028]

  • iostr912f.hで、 UART_RSECR レジスタの誤った名前 UART0_RSRが訂正されました。
    [EW20074]


  • #define X(y) #x
    という誤った形式のプリプロセッサディレクティブによって、Embedded Workbench IDEが異常終了することがありました。これは修正されました。
    [EW20096]

  • オプションダイアログでBE32が選択されている場合、コマンドラインオプション --BE32 がリンカに送られるようになりました。
    [EW20118]

  • HECC_CR、HECC_MR、HECC_SR、HECC_PR、HECC_NPR、HECC_VR の複数の定義が、ファイル ioat91sam9260.ddfから削除されました。
    [EW20121]

新機能
  • 複数ファイルのコンパイル
    IDEを使用して、1つのユニットにコンパイルされる複数ファイルを持つコンパイルユニットを定義できるようになりました。これにより、コンパイラがコードの最適化でさらに広いスコープに対応可能となります。
  • Cortex-M3 SWV/SWO
    Cortex-M3 SWOチャンネル経由で送信されるCortex-M3 SWV (Single Wire Viewer)トレースパケットを、デバッガで表示できます。トレースパケットのタイプの選択については、ユーザにすべての権限があります。通信レートは、J-Link v7またはそれ以降を使用する場合6MHzです(J-Linkの旧バージョンの場合は500 kHz)。
  • SWOを介したPrintfがボタンをクリックするだけで可能に
    Cortex-M3の場合、printf出力はSWOチャンネル(SWDインタフェースの一部)経由で送信し、デバッガのターミナルI/Oウィンドウに表示することができます。この利点は、CPUを停止する必要がないため、デバッグログメッセージのパフォーマンスがリアルタイムである点です。
    有効にするには以下の順に選択します:プロジェクトオプション>一般オプション>ライブラリ設定>SWO経由
  • DCCを介したPrintf
    ARM7とARM9の場合、printf出力はDCCチャンネル経由で送信し、デバッガのターミナルI/Oウィンドウに表示できます。この利点は、CPUを停止する必要がないため、デバッグログメッセージのパフォーマンスがリアルタイムである点です。
    詳しくはこちらを参照してください。
  • フラッシュブレークポイント
    フラッシュブレークポイントでは、フラッシュ内のコードを検索している場合にも、無制限にブレークポイントをアクティブにすることができます。フラッシュブレークポイントは、J-Linkプローブで提供されているほか、個別の製品としても入手できます。
  • コンパイラ速度の最適化
    コンパイラオプティマイザが、Cortex-M3のコードについて業界トップクラスの実行速度を実現するよう調整されました。
  • VFP
    浮動小数点コプロセッサのVFPv1およびVFPv2のサポート。
  • 他のリンクイメージへの参照によるリンク
    あるリンクイメージからのシンボルを、別のイメージをリンクする際の入力として使用できます。これは、アプリケーションが常駐(ROM)イメージ内のコードに依存する場合に便利です。詳しくは、ISymExportツールの説明を参照してください。
  • J-Linkコントロールパネル
    デバッグセッションがアクティブな場合、Windowsの通知領域にあるJ-Linkボタンを使用してJ-Linkコントロールパネルを有効にできます。コントロールパネルによって、J-Linkの設定パラメータにアクセスでき、J-Linkのステータス情報が表示されます。
  • $CONFIG_NAME$
    新しい引数変数の$CONFIG_NAME$が追加されました。この引数変数は、現在のビルド構成の名前(Debug、Releaseなど)に展開します。
  • IAR独自の派生セミホスティング
    SVC命令を使用しないため、SVCベクタ上にブレークポイントを設定する必要がないIAR独自の派生セミホスティングを選択できます。RTOSなど、自身のためにSVCベクタを必要とするアプリケーションをデバッグするときに便利です。

V5.11 2007-11-28

プログラム修正
  • デフォルトのオブジェクトファイル出力ディレクトリを変更しても、IDEが出力ファイルの2つのコピーをリンクしなくなりました。
    [EW17458]

  • Texas Instruments HETアセンブラ、het470.exeがC出力ファイルを生成できない場合がありました。
    HETアセンブラhet470.exeにクリーンな環境を作成する目的で、HETアセンブララッパのhet470wrap.exeが用意されました。.
    さらに、サンプルのカスタムビルド規則がダミーの引数-iiiによって変更され、一部の環境で問題の改善が見られています。
    この問題は、アップデートされたhet470.exeによって完全に解決されました。
    [EW18098]

  • デフォルトのフラッシュローダのコマンドライン引数が、デバイス設定(i79)ファイルから読込み可能です。
    [EW18713]

  • AT91SAM7S512フラッシュローダが、デュアルのEmbedded Flash Controllerを処理できるようになりました。
    [EW19036]

  • エディタウィンドウの関数ブラウザが、'名前空間'ブロック内の関数を認識するようになりました。
    [EW19230]

  • 存在しなかったレジスタが、STR912FAデバイスサポートファイルに追加されました。
    [EW19349]

  • STR912-SKボードのすべてのサンプルプロジェクトが、ボードの電源サイクルの後も実行されるようになりました。
    [EW19353]

  • ILINK設定ファイルエディタが、編集のたびにファイル末尾のデータを失わなくなりました。
    [EW19447、19401]

  • 追加ライブラリの追加([リンカ]->[ライブラリ]オプションダイアログを使用)が機能するようになりました。
    [EW19477]

  • TMS470R1M1Bは、チップ保護機構のためにリセットベクタにLDR命令を持つことができません。B命令である必要があります。ある固有のcstartup.sファイルが、適切なサンプルに追加されました。
    [EW19479]

  • プロジェクトの設定をコピーする際、プロジェクト内のファイルステータス、'ビルドから除外'がコピーされるようになりました。
    [EW19482]

  • NXP LPCデバイスのすべてのヘッダファイルが、 IO0PIN IO1PIN をリードオンリーとして正しく定義するようになりました。
    [EW19489]

  • フラッシュローダ、LPC2378とLPC2468が、フラッシュの最後の4KBを使用するようになりました。
    [EW19524]

  • プリプロセッサディレクティブ内での0による除算によって、IAR Embedded Workbenchが異常終了しなくなりました。
    [EW19549]

  • 出力先ディレクトリを変更しても、ビルドで問題が発生しなくなりました。
    [EW19551]

  • STM32のサンプルで、0x20000004からの4バイトに対して検証エラーが発生しなくなりました。
    [EW19680]

  • 0x00-0x0Fの範囲で、チェックサムのフィルパターンが機能するようになりました。ただし、0xFFより大きく、最も重要な部分に0を持つパターンは、これまでと同じく動作しません。
    [EW19697]

  • [リンカ]>[診断]ページの[すべてのワーニングをエラーとして処理]オプションが、リンカの失敗を引き起こさなくなりました。
    [EW19699]

  • i.MX21のフラッシュローダが、RoHSに準拠するi.MX21 ADSEで使用されるSpansion S29WS128N0PBFW01をサポートするようになりました。
    [EW19706]

  • iomcimx27.h の誤ったビット構造体定義が修正されました。
    [EW19728]

  • arm\examples\ST\STR91x\STR91xlibrary\examples\UARTreadme.txtで、PC RS232ケーブルのオスとメスが正しく指定されています。.
    [EW19732]

新機能
  • Cortex-M1
    ARM Cortex-M1コアのコード生成およびデバッグのサポート。Cortex-M1ハードウェア上のデバッグは、J-Linkプローブを使用してサポートされます。
  • J-LinkによるARM11デバッグ
    J-LinkドライバがARM11をサポートするようになりました。
  • システム環境変数の拡張
    システム環境変数が、内蔵の引数変数と同じように、IDE内から拡張可能になりました。
    構文:<$_環境変数名_$
    たとえば、IDE内のパスでシステム環境変数HOMEPATHを使用する場合:
    $_HOMEPATH_$\CONFIG\linkerconf.icf.
  • エディタの背景色
    テキストエディタの背景色を選択できるようになりました。
  • J-Link STR9 Commander (コマンドラインツール)
    J-Link Commander (arm\bin\JLinkSTR91x.exe) は、ST STR91xコアの設定に使用するツールです。フラッシュ設定レジスタの設定やフラッシュの消去など、一部のSTR9固有のコマンドを許可します。このツールを使用して、プログラムがフラッシュにある場合(ARMコアが停止します)でも、コントローラのフラッシュを消去することができます。このツールについては、J-Link/J-Traceユーザガイドで説明しています。

V5.10 2007-05-25

プログラム修正

  • IDEの個々のC/C++ソースコードに対して、Arm/Thumbモードを選択可能になりました。
    [EW14209]

  • カスタムビルド規則で、ビルド操作中に規則を適用するかどうかを決定する際、追加入力ファイルにリストされたファイルが正しく選択されない場合がありました。
    [EW18659]

  • NXP LPC2xxxデバイスのDDFファイルが、高速IOレジスタの冗長なインスタンスを含んでいました。
    [EW18720]

  • AT91SAM7S-割込みの例で、FLASH_Debug設定におけるフラッシュダウンロードが有効化されませんでした。
    [EW18733]

  • Atmel FlashAT91SAM7Sxフラッシュローダの起動エラーが修正されました。
    [EW18734]

  • iomc9328mx1.hファイルがUART3を定義するようになりました。
    [EW18748]

  • iomc9328mx1.hファイルが、SSI2_CLK_ENビットおよびUART3_CLK_ENビットを定義するようになりました。
    [EW18766]

  • LPC2148 Audiodeviceの例が、キャプチャモードに関してPINSEL1_bit.P0_17およびPINSEL1_bit.P0_18の間違った設定を使用していました。
    [EW18817]

  • iotms470r1a288.hファイルがC2SIBレジスタを定義するようになりました。
    [EW18834]

  • STR750およびSTR912のマスストレージの例に関する問題を修正しました。
    [EW18897、EW18941、EW18942]

  • MAC7121のIC2の定義を修正しました。
    [EW18905]

  • iolpc2210.hファイルが、U0TERU1TERT0CTCRT1CTCRSCSのレジスタを定義するようになりました。
    [EW18928]

  • default.i79ファイルが破損していました。
    [EW18952]

  • Nohau NXP LPC288xの例で、フラッシュメモリへのロードが失敗しました。
    [EW18953]

  • LPC214x USB uart virtual comの例を修正しました。
    [EW18965]

  • Freescale i.MX21フラッシュローダを修正しました。
    [EW18985]

  • iolpc2138.hファイルが、__pinsel1_bits構造体でP0_26-P0_31を定義するようになりました。
    [EW19002]

  • ヘッダファイルiolpc2138.h中のAD0とAD1のアドレスを修正しました。
    [EW19075]

  • [IDEオプション]ダイアログボックスの追加インクルードディレクトリリスト、([プロジェクト]>[オプション]>[C/C++ コンパイラ]>[プリプロセッサ])が、リストがブランクの行で始まる場合に、セッション間で保存されませんでした。
    [EW19084]

  • iotms470r1b1m.hファイルが、DWCTRLDWKEYDWPRLDを定義するようになりました。
    [EW19131]

新機能
  • ARM EABI準拠
    IAR C/C++コンパイラ、アセンブラ、リンカおよびデバッガは、ELF/DWARF 3.0に基づいて、ARM EABI 2.0(Embedded Application Binary Interface for ARM)に準拠しています。AEABIに準拠すると、他のベンダにより提供されるツールでも、モジュールを他の任意のAEABI準拠モジュールとリンクできるというメリットがあります。たとえば、GNU、ARM RealViewおよびARM用IAR Embedded Workbenchをまとめてリンクすることができます。詳しくは、http://www.arm.com/products/DevTools/ABI.htmlをご覧ください。

  • ETB
    デバッガは、一部のARMデバイスで使用可能なETB (Embedded Trace Buffer) からのトレースデータを表示できるようになりました。これは、J-Linkプローブの使用時にサポートされています。

  • データブレークポイント
    実際のハードウェア上でデータブレークポイントがサポートされるようになりました。データブレークポイント機能は、J-Link、RDI、Macraigor、Luminary FTDIのデバッガドライバによりサポートされています。

  • GDBサーバ接続
    GDBサーバへの接続用デバッガドライバが用意されています。これは、ST STR9-comStick開発キットとともに使用するよう意図されています。その他の用法はすべて、実験的なものと考えられています。

  • I/Oレジスタ定義ファイル
    レジスタへのシンボルアクセス用I/Oレジスタ定義ファイルは、プログラミング中(Cおよびアセンブラ)とデバッグ中の両方で使用されます。本リリースのその他のファイルは、以下の製品向けに提供されています。
    • Freescale MCIMX27、MCIMX31
    • Luminary LM3S317、LM3S617、LM3S618、LM3S817、LM3S818、LM3S2110、LM3S2139、LM3S2410、LM3S2412、LM3S2432、LM3S2533、LM3S2620、LM3S2637、LM3S2651、LM3S2730、LM3S2739、LM3S2939、LM3S2948、LM3S2950、LM3S2965、LM3S6100、LM3S6110、LM3S6420、LM3S6422、LM3S6432、LM3S6610、LM3S6633、LM3S6637、LM3S6730、LM3S6938、LM3S6952、LM3S6965
    • NXP LPC2109
    • NXP SJA2020
    • ST STM32F101、STM32F103、STR751、STR752、STR755、STR910FA、STR911FA、STR912FA
    • Winbond W90P710